こんにちは。
フリーランス日本語教師のRinです。
最近は副業OKの会社も増えてきていますね。
そんな中、副業としてオンラインで日本語を教えているという人もよく目にするようになりました。
では、日本人なら誰でも日本語が教えられるのでしょうか。
友達のようにただ楽しく話すだけなら誰でもできます。しかし、日本語の文法を教えるとなると、例えネイティブでも教えるのが難しいです。
すぐにでも副業で日本語教師をしてみたい!という人はぜひ読んでみてくださいね。
オンライン日本語教師は資格がいらない?
まず、italkiのようなプラットフォームに登録して日本語を教える場合、資格がなくても教えることができます。
italkiでは「プロの講師」と「コミュニティーチューター」に分類されて、資格を持っていない先生は「コミュニティーチューター」になります。
特に資格は必要ありませんから、副業として空いている時間に日本語が教えられますね。ちなみに、オンラインで日本語が教えられるプラットフォームについては他の記事でまとめてありますから、興味がある方は見てみてくださいね。
資格がない人はフリートークのレッスンが多い
資格がなくてもオンライン日本語教師になることはできますが、ほとんどの人がフリートーク(会話)のレッスンをしています。
実際、会話のレッスンをリクエストする学習者はある程度日本語が話せる人が多いです。ですから、細かい文法指導の必要がなく、まるで仲の良い友達と話すようにして会話の練習ができます。
もちろん、ただ話して終わり!ではなく、間違えている表現や文法があった時には指摘して教えてあげなければいけませんね。
ただ、あくまで「会話の授業」ですから、掘り下げて文法の説明をする必要はなく、より自然な会話ができるよう誘導してあげる方が大切です。
日本語ネイティブであれば、言い回しや表現が「自然」か「不自然」かはすぐにわかりますから、専門的な知識を持っていなくても大丈夫です。
文法のレッスンは教えるための知識や技術が必要
会話のレッスンと比べて、文法のレッスンは「日本人なら誰でもできる」というわけではありません。
文法を教えることの「何が難しいか」は人によって違うと思いますが、私は「教え方」が難しいと思います。
私が以前のブログ記事で、日本語教師養成講座の受講をおすすめしたのはこの理由です。
ネイティブが自然に言語を習得するのとは違う方法で教えるので、私たち日本人が普段使わないような細かい知識が必要になります。
italkiを見ていると、資格を持っていなくても文法を教えている先生もいます。おそらく独学で教え方を学んだ先生たちだと思います。すばらしいですね。
学習者は教師の資格有無を気にする?
副業で日本語を教えてみたいけど、資格を持ってないし・・・学習者からどう思われるかな?
と不安になりますよね。
すべての学習者にアンケートを取ったわけではありませんから正確にはわかりませんが、私の肌感から言うと、学習者は教師の資格の有無はさほど気にしていないように思います。
資格を持っていなくても人気の教師はたくさんの学習者をかかえていますし、逆に資格があるからと言って絶対に学習者が集まるというわけでもありません。
100人の教師がいたら教え方は100通りです。自分だけの教え方を確立して、楽しいレッスンをすることが何よりも大事です。
まとめ:副業で日本語を教える
資格を持っているに越したことはありませんが、「日本語教師に興味はあるけど資格がない」という人でも大丈夫です。
「空いている時間を有効活用したい」
「日本語を学んでいる外国人の力になりたい」
など、理由はさまざまですが、「やってみたい!」という気持ちさえあれば誰でも始められるのがオンライン日本語教師のよいところですよね。
この記事がみなさまの参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました♡