オンライン上で外国語を習ったり教えたりすることがとても手軽にできる便利な時代になりましたね。
オンライン日本語教師は資格の有無を問わず誰でもできます。副業として空いている時間に教えたり、私のように本業としてガッツリ教えることももちろん可能です。幅広い働き方ができるのはオンライン日本語教師のいいところですよね。
今は、私が使っている”italki(アイトーキ)”の他にもさまざまな語学学習プラットフォームがあります。
italki(アイトーキ)については、こちらの記事で詳しく書いていますから、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね!
オンライン教師に登録はしたいけど・・・
何から始めたらいいのかわからない・・・。私でもできるの?
という声をよく聞きます。
実際、「オンライン日本語教師はパソコンひとつでできる!」という謳い文句のようなものを目にしたことはありませんか?
確かに、やろうと思えばできますが・・・ちょっと不安ですよね。
そこで、この記事では
私がオンライン日本語教師になるときに準備しておいて良かったもの
について書きました。
これからオンライン日本語教師を目指す方はぜひ参考にしてみてくださいね!
オンライン日本語教師はこれを準備しておけば安心!
私が実際に「あって良かった〜!」と思ったものを書いたよ!
文法を教える際のデジタル教材
これは、文法を教えている日本語教師の方ならあたりまえのものですが、対面授業で使う教材とオンライン授業で使う教材は実は少し違います。
対面授業では絵カードやフラッシュカードなど、紙の教材をよく使いますよね。オンライン授業でも同じものを使っても大丈夫ですが、私はパワーポイントやスライドなどで作った方がいいと思います。
オンライン授業は小さい画面上でのやりとりになります。教師の顔と、紙のフラッシュカードを両方映そうとすると、カードの文字がかなり小さくなってしまいます。ですから、私はすべてGoogleスライドに作って画面をシェアしながら授業をしています。
でも、作るの大変そう・・・!!
そうだね。最初は結構大変かも。
ただ、一度作ってしまえば半永久的に使えます!(定期的にちょこちょこ手直しはしますが、ベースはそのままです)
このパワーポイントやスライドなどの教材は、できればオンライン日本語教師になる前に準備しておきたいです。なぜなら、この作業がかなり大変だからです。
現役日本語教師の方ならわかると思いますが、「授業準備に追われて寝る時間が削られる・・・」なんていう話を聞いたことがありませんか?準備が大変過ぎてレッスンが全然楽しめないのでは本末転倒ですね。
最初は少し大変かもしれませんが、頑張ってある程度(おおまかなベースだけでも)スライドを準備しておくことをおすすめします。
iPadなどのタブレット
私は最初「タブレットはなくてもいいだろう」と思い、準備しないままオンラインレッスンを始めたのですが、途中で「やっぱり必要だ!」と思い、すぐに買い足しました。
タブレットを何に使うかというと、主に宿題の添削です。学習者が書いた文章の丸つけをしたり、間違えた文字を手書きで直したり、それをするにはタブレットとタッチペンが必要なのです。
私は最初はタブレットがありませんでしたから、学習者に宿題を出していませんでした。しかし、「宿題を出して欲しい」という学習者の声が多かったため、iPadを買って宿題の添削を始めました。
私は「宿題付きレッスン」と「宿題なしレッスン」を区別して学習者を募集しています。宿題付きの方が2ドル高く設定していますが、それでも宿題付きレッスンを受講する学習者の方が宿題なしに比べて2倍ぐらい多いです。その分、収入も増えますから教師にとっても嬉しいですよね^^
宿題の添削以外にも、タブレットを画面シェアで繋げてリアルタイムで書き順などを教えたり、学習者情報をまとめたり、さまざまな使い方ができますから、タブレットは持っていて損はないと思います。
ホワイトボード
これは「毎回絶対使う!」というものではありませんが、口頭で説明するのに限界があるとき、特に初級学習者の授業で時々使います。
大きくてしっかりしたものでなくても、100均にあるような小さいものでも十分です。
チャットにタイピングしながら説明してもいいですが、実際に書きながら説明した方がわかりやすい場合もありますよね。そんな時にサッと出せるように、手元に置いておくと便利です!かさばるものでもありませんしね^^
準備したけど結局使わなかったもの
紙の教材
実はオンラインレッスンを始める前に、紙の単語カードのようなものを作成していました。
当初は使う気満々でしたが、実際に使ってみると使いにくいし、いちいちカメラの前にきれいに映るように持っていくのも面倒だったので、スライドで作り直しました。
私の場合は自宅以外の場所でも(例えば旅先のホテルなど)日本語のレッスンをするので、紙の教材はかさばるし持ち運びも大変です。ですから、今は教材はすべてパソコンの中に入っています!
結局1回使ったっきり、もう使っていないよ!
紙の教材だと「なくしちゃった!」「あれ、どこ置いたっけ?」のようなこともありえますよね。パソコン内に保存しておけば、その心配はありませんから安心です!
ヘッドホン
私は何事も形から入るタイプなので(笑)オンラインレッスン=ヘッドホンは必要でしょ!ということで、ヘッドホンも準備をしましたが、ほとんど使いませんでした。
使わなかった理由はずばりこの2つ!
- レッスンが連続で入ると耳が痛い&頭が重い
- 持ち運びが不便
単発で1,2レッスンやる分には問題ありませんが、連続でレッスンがある日だと1日中ヘッドホンをしていることになります。私にとってはそのヘッドホンの重さがストレスでした。また、先ほども書いたように私は自宅以外でもレッスンをすることがありますから、荷物になるようなものはなるべく持ち運びたくありません。
このような理由から、軽量のイヤホンを使うようになりました。現在はMacbookにApple純正のイヤホンを使用してレッスンをしていますが、今まで特に音声で問題が起きたことはありません。軽いですし、かばんのポケットなどにも入りますからとても便利ですよね。
私は「軽さ」を重視していますが、中にはきちんとした機材(ヘッドホンやマイクなど)を使っている先生もいらっしゃいますよね。何を重視するかによって揃えるものも違いますから、自分がどんなレッスンスタイルで授業をしたいか考えてみましょう。
せっかく準備したのに使わないのは悲しいもんね・・・。
まとめ:オンライン日本語教師を始めるときに準備しておくと良いもの
- 文法を教える際のデジタル教材
- iPadなどのタブレットとタッチペン
- ホワイトボード
これらは今の私にとってどれも必要不可欠なものです。
特にデジタル教材に関しては、1度作ってしまえば一生使えるものです。最初は大変かもしれませんが、その壁を乗り越えれば後々授業準備が格段に楽になります!
紙の教材は実際あまり使わないことが多いので、できればパソコン上で共有しながら使えるものを作ることをおすすめします。
「何から初めていいかわからない」という方はぜひ参考にしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました^^