こんにちは。
フリーランス日本語教師のRinです!
先月、レッスン料の単価を値上げしました。
オンラインプラットフォームで日本語を教えているほとんどの先生は自分で値段設定をしていると思います。
そのレッスン価格は妥当ですか?
他の言語教師のレッスン価格を調査していますか?
実は日本語レッスンの価格は、他の言語(欧米・韓国etc)に比べて平均的に安いです。
私はオンライン日本語教師を始めるとき、他の日本語教師の価格を参考にしながらレッスン料を設定しました。でも、日本語以外の言語教師の価格を見たときに日本語よりも高いことに驚きました。
もしかして価格設定ミスった?
と後悔しながらレッスンを続けていましたが、ある時「私のレッスンはこんなに安くないぞ!」と思い、1回目の値上げをしました。
今回の値上げは2回目になります。
今回の記事の目次はこちら!
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レッスン料の値上げのメリット
レッスン料を値上げすることによって、もらえるお金が増えますから嬉しいですよね。でも値上げ理由はお金だけではありません。
お金も大事だけど、その他のメリットもたくさん!
モチベーションが上がり仕事がもっと楽しくなる
どんな仕事でも昇給や昇格をすれば仕事に対するやる気もアップしますよね。
なんて現金なやつだ!!!
と言われてしまいそうですが、日本語教師を仕事にしている以上、お金とやる気は比例するのです。
値上げしたことによって、「値段に見合った、いや、それ以上のレッスンをしよう」というやる気が出て、今まで以上に良いレッスンができるようになるはずです。
また、やる気に比例してレッスン準備やレッスン自体もとても楽しくなるんですよね。
格安価格で「今月の生活費大丈夫かな」と心配しながら働くより、もっと生き生きと働きたいし、学習者目線から見てもそういう教師から学びたいですよね。
やる気のある学習者が集まりやすくなる
私の現在の1時間あたりのレッスン料は、平均的かそれ以上だと思います。そんな安くないお金を払ってまで日本語を勉強したい!という生徒さんは、一生懸命勉強して長く続けてくれる人が多いです。
もちろん生徒さんが住んでいる国の物価や経済状況にもよるので一概には言えません。ただ、値上げしてみて気づいたのですが、少なくとも「出会い目的」のような、日本語を二の次に考えている学習者はほとんど来なくなりました。
やる気のある生徒さんに教えるのは教師のやりがいにも繋がるよね!
値上げの頻度
1度値上げをすると、しばらくはレッスン料の変更はできませんから、料金設定は慎重に考えなければなりません。
「しばらくはレッスン料の変更はできない」と書きましたが、やろうと思えばできます。ただ、しない方がいいです。なぜなら生徒さんの不安に繋がるからです。
数ヶ月起きに頻繁にレッスン料を変える先生から継続して学びたいと思いますか?私は「あれ、この先生大丈夫かな。この先どんどん料金が上がるのかな」と不安になってしまうと思います。
少なくても1年ぐらいは間隔をあけた方がいいかも。
ちなみに私は1回目の値上げからちょうど1年後に2回目の値上げをしました。次回の値上げはいつになるかな〜。
値上げ前の告知
生徒数も少ないし、しれっと値上げしちゃえ!
という話を耳にしたことがありますが、絶対にやめましょう。
「生徒数が少ない」から告知しなくていいということは絶対にありえません。生徒数がゼロじゃない限り、きちんと前もって案内をします。
私は値上げの2週間前を目安に全生徒に個別メッセージを送るようにしています。
メッセージの内容は、
- 値上げの経緯
- いくら値上げするのか
- いつから値上げするのか
を書き、この内容にプラスして「今月中に来月分を予約してくれたら料金はそのまま!パッケージもOK!」という文言を書いています。
生徒の反応
告知メッセージを送ったあとの生徒さんの反応は、
連絡してくれてありがとう!
わかりました!大丈夫です!
という肯定的な返信ばかりでした。
値上げしたことが理由でレッスンをやめてしまった生徒さんは今のところいません。値上げ幅にもよりますが、良いレッスンを提供していれば多少の値上げは気にしないという生徒さんが多いように思います。
まとめ
値上げする前は「生徒さんが減ったらどうしよう〜」とドキドキするのですが、いざ値上げしてみるとすんなり受け入れてくれる生徒さんばかりで、本当に感謝ですね。
そんな生徒さんをガッカリさせないためにも、今後もより良いレッスンを提供できるように日々がんばっていこうと思います。
日本語レッスンは、他の言語に比べて平均的にレッスン料が安いので、少しずつでも日本語レッスンの平均単価が上がっていけばいいな^^