インターネットで日本語教師に関することを検索して調べていると、必ず検索候補で「日本語教師 稼げない」というキーワードが出てきます。
私自身、海外の日本語学校への就職を目指していたときにも、このような話は本当によく聞きました。「日本語教師 激務」とか「日本語教師 食べていけない」など、マイナスのイメージばかり定着しているのは事実です。
では、ここから夢のある話をしますね。
私はフリーランスのオンライン日本語教師になって半年で、前職のOL時代の給料を超えました！しかも実際に働いている時間はOL時代よりも少ないです。
はっきり言って、稼げます！
補足しておくと「やる気があれば」稼げます。
フリーランスには固定給のような決まったお給料はありませんから、頑張れば頑張った分だけ自分に返ってきます。
この記事は、
フリーランスになりたいけど、生活できるか不安・・・
という方にぜひ読んでいただきたいです。
参考にしてみてくださいね！
そもそも日本語教師は本当に稼げないのか｜フリーランスの私の働き方
インターネットの検索エンジンやSNSなどでも、よく日本語教師に関するマイナスな情報を目にします。現役日本語教師としてはとても悲しい・・・どうにかそのイメージを変えられないかなといつも思います。
私は、マイナスイメージはたいてい、学校で勤務する場合のことだと思っています。私はフリーランスとして働いていますが、よく聞くマイナスイメージのようなことはありませんし、それで辛いと思ったことはありません。
授業準備はほとんどしない！
授業準備に追われて、仕事後に家でしたり休みの日にもしなければならないという話をよく聞きますよね。
学校勤務の場合、授業準備は授業以外の時間帯（勤務時間内）に終わればいいですが、受け持ち授業が多すぎる＆準備することが多すぎるなどの理由で、勤務時間内に終わらず結局家に帰ってから準備をしたり、休みの日にまで準備に追われたり・・・ということが多くあります。
また、学校によっては最初から「授業準備は学校でやらずに家で！」というところもあるようです。
サービス残業もいいところだよね・・・
フリーランスの場合も、もちろん教材を作る必要があります。ただ、自分が使う教科書や教えるレベルのみ、また自分が教えたいスタイルの教材を作ればいいので、学校勤務に比べると融通がききます。
私もフリーランスになりたてのころは、授業時間外に教材を作っていましたし、もちろんその時間はレッスン料をもらうことはできませんので「サービス残業」のようなものでした。しかし、教材は１度作ってしまえば、生徒が変わっても繰り返し使えますから、大変なのは最初だけです。
また、自分の好きなように、自分の教授スタイルで、自由に教材が作れるのもフリーランスの良いところですね。自由に作れるのでストレスなく、楽しく教材作りができました。
私は「みんなの日本語」を使って文法を教えていますが、教材は全課 完成していますから、今では「授業準備」はほとんどしません。レッスン前に少し確認をしたり、レッスンをしていて気づいたことがあった時にその都度ちょこちょこ訂正をしながら、同じ教材を使い回しています。
大変なのは最初だけ！です。
頑張った分だけ給料アップ！
日本語学校で正社員として働く場合、固定給になるわけですが、頑張っても短期間で給料を上げるのはなかなか大変ですよね。
フリーランスの場合は、１レッスンあたりでレッスン料をもらっていて、自分が働きたい時間だけ働くことができます。つまり、頑張れば頑張るほど、どんどん給料が上がるのです。
「給料が上がる」と言われてもイメージがわかない。もっと詳しく教えて！
では例で説明するよ！
【1コマ 20ドルで教える場合・・・】
1日あたり4コマ（午前中2コマ／午後2コマ）
1コマ20ドル ✖️ 4 ＝ 80ドル
1ヶ月で20日働くと仮定して、
80ドル ✖️ 20 ＝ 1,600ドル
1,600ドル＝ なんと23万円以上！
（*1ドル 145円で計算）
※italkiで教える場合、手数料としてここから15%引かれます。
今回は1日4コマで計算しましたが、もっとレッスンを増やせばその分給料も上がります。授業準備をほとんどしないで、1日4時間程しか働かないのに20万円って、結構夢のある話じゃないですか？
働ける月はがっつり働いて稼いで、旅行に行きたいときはレッスン数を減らしながら旅に出る・・・なんていう生活もできちゃいます。どこでも仕事ができるのはオンライン日本語教師の醍醐味ですよね。
今回は例として1コマ20ドルにして計算してみましたが、経験を積めばレッスン料の値上げも可能ですから、仕事のモチベーションもどんどん上がります。
まとめ
検索エンジンで「日本語教師」と検索すると関連ワードで「稼げない」が出てくることが多いですが、そんなことはありません。働き方を少し変えて努力するだけで、稼げる日本語教師になることも可能です。
現在の私は
- 授業準備に時間をかけない！
- 頑張れば頑張った分だけ収入アップ！
といういいこと尽くしの働き方ができています。
「日本語教師は稼げない」というのはもう過去の話なのかもしれません。少しの努力でマイナスイメージを大幅に変えることができます。
この記事がみなさまの参考になれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました^^
