私は未経験からフリーランス日本語教師となり、オンラインで生徒を集めて教え始めました。1年目で1000レッスンを達成し、現在は新規生徒の受付は停止しています。既存の生徒さんでスケジュールが埋まってしまうからです。
最初は失敗もたくさんしたよ!
フリーランスですから、すべて自分だけで学習者を集めるのは大変ですよね。私はオンラインの語学プラットフォームに日本語教師として登録し、集客をしています。
しかし、ただ登録して待っているだけでは学習者は来てくれません。自己紹介用の動画を撮ったり、自分のアピールポイントを書いたりして、学習者に興味を持ってもらいます。
学習者を集める際に大事なポイントをまとめてみました。
学習者を集めるときに大事なポイント
魅力的なプロフィール動画
まず大事なのは、自己紹介動画です。
私はitalkiという語学プラットフォームに講師登録をして日本語を教えています。
私はプラットフォームに登録したての頃、よく考えずに簡単な自己紹介をしただけの動画にしていましたが、やはりそれでは学習者の獲得に至らず、作り直しました。
大切なことはこの6つ!
- 最初の挨拶で心を掴む
- 出身地や趣味など、いくつか自分の情報を盛り込む
- どんなレッスンをしているのか紹介する
- 外国語ができる人は複数言語
- 日本語だけでも問題はないが、できれば字幕を付ける
- 長過ぎずコンパクトにまとめる
①については、初めの挨拶で声が小さかったり笑顔が少なかったりした場合、その時点で印象は良くないですよね。動画を最後まで見てもらえない可能性すらあります。
人の印象は3秒で決まる
と言われているぐらいですから、最初の印象は本当に大事です。
②〜⑤については、もちろん自分の情報を知ってもらうためにも必要なことですよね。特にどんなレッスンを提供しているのか、どんなレッスンを得意としているのか、など自分にしかない魅力を伝えるのも大切です。
そして、初級の学習者は日本語で紹介されてもほとんど聞き取れませんから、例えば英語バージョンも撮るなどの工夫が必要です。日本語だけで撮る場合は、字幕を付けた方が親切です。
私はこの無料の動画アプリを使って字幕を付けたよ!
それから、意外と大切なのは「コンパクトにまとめる」ことです。
私が学習者として他の言語の先生を探す際に、長々と話している先生の動画は途中でギブアップしてしまいます。長くするのであれば、他のスライドを足したり写真を使ったりして凝った動画にするといいです。
プラットフォームに登録して初めての大仕事は動画作りです。アプリを使えば簡単に作れますし、苦手な人はプロのクリエイターさんにお願いするのもいいと思います。動画の出来栄えによって学習者が来るか来ないか決まる、と言っても過言ではありません。
自己紹介動画を撮る場所
私は以前、生徒さんに「先生を選ぶ基準」について聞いたことがあります。するとその生徒さんは迷わず「動画を見て決める」と言いました。詳しく聞くと「話し方や雰囲気はもちろんのこと、後ろの背景にも注目する」と言っていました。
例えば、話している後ろに本棚があるけど、中の本が倒れていたり整理されていなかったら「うーん・・・」となるとのこと。確かにそうですよね。
私を選んでくれた理由については、「壁に写真が飾っていたり、本もきれいに整理されていたし、服装にも好感が持てた!」と言ってくれました。話し方や表情だけでなく、部屋の雰囲気や服装も大事なポイントだということがわかりました。
目を引くサムネイル
サムネイルとは、動画の表紙のようなものです。
このサムネイルに個性を出し、見る人の目を引くことによって動画を再生してくれます。せっかく魅力的な動画を撮影したのに、サムネイルが質素だと目立たずにスルーされてしまうかもしれません。
サムネイルをただの写真にはせずに、文字を付けたり色を付けたりして、目立たせましょう!
読みやすい自己紹介文
動画をコンパクトにまとめた分、文章では動画に入らなかった詳細をわかりやすく書きます。レッスン内容や使う教材なども書いておくといいと思います。
私は日本語と英語の2ヶ国語で書いています。時々、英語だけで書いている先生もいらっしゃいますが、「日本語教師」ですから、日本語の文章も書いた方がいいと思います。
これは私の個人的な意見ですが、私が韓国語の先生を探す時にその先生が書いた韓国語を読んで決めるからです。書く人によって読みやすい韓国語・読みにくい韓国語がありますから、それを見るためです。
その先生がどんな文章を書くのかが知りたい!
日本語教師が学習者を集めるためのポイント まとめ
新しくプラットフォームに登録する人や、登録はしたもののなかなか学習者が集まらない・・・という人はぜひこのポイントを試してみてください。第一印象はとっても大事です!
- 魅力的なプロフィール動画を撮る
- 動画を撮る場所・背景・服装に気を付ける
- 目を引くサムネイルを作る
- 読みやすい自己紹介文章を書く
動画撮影のハードルが高い・・・と思う人もいるかもしれませんが、便利なアプリなどもありますし、有能なクリエイターさんもたくさんいらっしゃるので、工夫して素敵な動画を作りましょう♡
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!