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ほぼゼロ!?オンライン日本語教師の授業準備

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私は現在オンラインのプラットフォームで日本語を教えています。

レッスンの前にはもちろん授業準備をしますが、その準備というのもすでに作ってある教材を立ち上げたり、生徒さんの進捗具合を確認したり、数分で終わるようなことばかりですから、授業準備にはほとんど時間をかけていません。

お給料が発生するのはレッスン中だけですから、できればその他の時間は短く済ませたいですよね。だからといって、準備をいい加減にしていいわけではありません。

この記事では、私がレッスン前にどのようなことをしているのかを書いていきます。

Rin

授業準備はできるだけ短くしたい!

私が授業の前に準備していること

まず、オンラインレッスンをする前にどんな準備が必要でしょうか。学習者によって多少の違いはありますが、だいたいどんなレッスンでも必ずしていることは3つだけです。しかもほとんど時間はかかりません。

今回は「文法レッスンをする場合」の準備について書きます。

前回のレッスンでどこまで学んだかを確認する

教材云々よりもまず最初にこの作業が重要ですよね。

私は生徒さんの情報をiPadに書き込んでまとめています。オンラインレッスンを始めたばかりの時は、ルーズリーフを使って紙に手書きしていましたが、生徒さんの数が増えてきたりレッスン数が増えてくるとルーズリーフがどんどん増えてきて分厚くなってしまい、どんどん膨張していくのが気になり、iPadでまとめることにしました。

古い情報はルーズリーフから外して別で保管しようかな?とも思ったのですが、遡って最初の頃の情報を見ることも結構あるので、それは避けたい。

Rin

「初めての授業でどんなことを話したっけ?」と過去を遡るタイプです。へへ。

生徒さんに関する情報を管理しているのは主にiPadですが、アプリはGood Noteを使っています。iPhoneにも同期できるので、外出先でiPadを持っていない時でもスマホで確認ができるので重宝しています。

Good Noteに生徒さんひとりひとりのフォルダを作って、そこにどんどん情報を入れていっています。

レッスン前に生徒さんのフォルダを開いて前回何を勉強したかを確認します。前回つまづいた箇所やできなかった箇所も書いておいて、授業の最初で復習をします。

授業のことだけでなく、生徒さんとの他愛のない会話の中で例えば「週末に映画を見に行く」と話していたら、そのこともメモしています。次回のレッスンで「前回言っていた映画はどうでしたか?」と話題を振ることもできますよね。

書かなくても忘れないという先生はいいですが、生徒数が増えてくるといろいろな情報がごちゃ混ぜになってしまうので、メモしておくことがおすすめ!

パワーポイントの準備

前回のレッスンで勉強したことを確認したら、今日勉強する箇所のパワーポイントを立ち上げておきます。

私は「みんなの日本語」の1課〜50課まですべてのパワーポイントが完成していますから、授業前にはこのパワポを開いてササッと目を通すだけです。

オンラインレッスンを始めたばかりの頃は、パワポの作成に追われながら授業をしていましたから、結構大変でした。そのため、あまりレッスンを入れないでパワポ作成に多く時間を使っていました。当時は大変でしたが、その時の苦労があったから今とても楽ができます。

日本語教師=授業準備が大変 というイメージがある人も多いと思いますが、少なくとも“フリーランスのオンライン日本語教師”は、そんなことはありません。
(学校勤務になると学校のカリキュラムなどもありますから、また少し変わってくると思います。)

ただし、「みん日のパワポは全部完成しているからこれで終わり!」というわけではなく、定期的に見直しをしたり、実際に授業をしてみて改善点などがあればその都度直しています。

教案を手元に開いておく

授業をスムーズに進めるために必要不可欠な教案
実は私は「教案」と呼べるような立派な資料はありません。ほとんど「メモ」のようなものです。

養成講座で習ったような、時間やセリフなどが事細かに記された教案は私にとってはちょっと堅苦しいので、とってもラフな「メモ」を見ながら授業を行っています。フリーランスですから、『いつまでに終わらせなければならない』というものがありませんから、きっちりとした教案は必要ないのです。

その「メモ」は授業のたびに書き込みがされて、まさに文字通り世界にひとつだけの私だけの教案です。おそらく他の人が見たら何が何だかわからないでしょう(笑)

授業の後にしなければならないこと

授業準備を円滑に進めるためには、授業の「後」が大事です。

今回勉強した文法や教科書のページ、理解度はどうだったか、次回はどんな箇所を復習したらいいか、などの情報を生徒さんのフォルダに保存しておきます。

ただ「◯ページまで完了した」ということだけならわざわざ生徒さんのフォルダを作る必要はありませんよね。弱点や苦手な箇所、間違えた箇所をメモしておくことで、次回のレッスンで何をしたらいいかが見えてくるので、授業準備も楽になりますよ。

まとめ:オンライン日本語教師の授業準備

いかがでしたか?
私が授業前にしていることはこの3つ。

  1. 前回の授業で勉強したことを確認する
  2. パワーポイントの準備
  3. 教案を開いてサッと目を通す

時間にすると、すべて5分以内で終わるので全部合わせても15分かからないぐらいです。

ちなみに各パワーポイントの修正やアップデートなどは「授業の後」にしたり、レッスンが全然入っていない日にしているので、授業前の準備はほぼゼロと言ってもいいです。

授業準備に終われないというだけで、ストレスやプレッシャーがかなり緩和されます。その為には、教材・教案のストックを作ることが大事です。オンライン教師になりたての先生は少し大変だと思いますが、大変なのは今だけ!と信じて少しだけ頑張ってみてください^^

今回も最後までお読みいただきありがとうございました♡

ABOUT ME
Rin
日本語教師養成講座420h修了。ワーホリで韓国に1年間滞在。帰国後、航空会社に勤務するも2020年コロナによる失業を経験。失業を機に夢だった日本語教師になることを決意。未経験から個人事業主になり完全フリーランスとして日本語を教えています。1年目でトータル1000レッスン達成。フリーランス日本語教師を目指している人に向けての有益な情報や、フリーランスの働き方について発信しています。